塗装の施工実績詳細
横浜市神奈川区にて、T様邸 外壁塗装工事
2021年2月14日
先日、横浜市神奈川区にて外壁塗装工事を行いました。
まず、着工前の様子と足場組み立ての様子です。
外壁塗装において、足場は必須となります。
高所作業での職人の安全を確保するため、そして高所でも手元でしっかり作業ができるので、施工品質を確保するためにも必要なものです。
足場を組み立て終わると、次に外壁を高圧洗浄機ににて綺麗に洗浄していきます。
洗浄を行ったところと行っていないところで大きく違っているのがお分かりいただけるかと思います。
どんなに綺麗に塗装作業を行なったとしても、まずこの洗浄作業がきちんと出来ていないと色ムラが起こったりしますし、何より塗膜と外壁の間にゴミや汚れが入り込むことになってしまいます。
そうなればせっかく耐用年数の長い塗料を使ったとしても、本来の機能を充分に発揮することができません。
隅々まで徹底的に綺麗にし、塗装作業への下準備を進めます。
洗浄作業が終われば、続いて養生を行なっていきます。
綺麗で丁寧な養生は仕上がりに大きく関わってきますが、何よりお客様の大切なお住まいを汚しては何の意味もありません。
風がある中での屋外作業ですので、塗装中はどうしても塗料が飛んでしまうことがありますが、養生をしっかりしていれば問題ありません。
また、高圧洗浄の際には汚れた水が家の周囲にどうしても飛んでしまうため、汚してしまった箇所はしっかりと拭きあげていきます。
塗装だけでなく小さなところまで気を配り、より完璧な仕事を目指します。
次に、棟と唐草部にケレンを行います。
このケレンという作業が非常に重要で、決して疎かにしてはいけない作業です。
棟や唐草部といった金属部分は、雨などの影響で少なからず錆びが発生しています。
もしその錆びをそのままにして上から塗装してしまえば、たとえ高価な塗料を使ったとしても再度錆びに侵食されてしまいます。
そのため、手作業で錆びを綺麗に除去し、さらに汚れを除去することで塗膜の密着力を高める目的でケレンを行います。
優良な塗装業者かどうかを見極めるには、このケレンをしっかりやっているかどうかを確認するのが良いと言われる程、目立たないですが非常に重要な作業です。
ケレン作業が終われば、続いて屋根にシーラーを塗っていきます。
シーラーには塗装面と上塗材との密着性を高め、塗装した際の塗料の吸い込みを抑える効果があります。
また、塗装面の下地を補強する意味もあります。
シーラーとプライマーがよく混合されがちですが、シーラーは下地処理用の下塗り用塗料、プライマーは初めに塗る塗料として下塗り塗料の総称です。
どちらにも正しい定義はなく、どちらも「一番初めに塗り、塗装面と上塗り塗料との密着性を高める」という目的で使用されています。
続いて、外壁にまずはクリアー塗装を入れていきます。
外壁塗装は多くの場合色のついた塗料で塗っていきますが、クリアー塗装は現在の建物の風合いを変えたくない場合に採用されます。
ただし、どんな建物にもクリアー塗装ができる訳ではなく、新築から10年未満あるいは前後の建物で、表面の風化・汚れ・傷が少ないことが条件となります。
日を改め、大屋根板金部分の破損箇所のパテを入れていきます。
続いて、破風部分のパテ打ち・シーリング・下塗りを進めます。
当日は雨上がりで外壁が濡れていました。
作業を急ぎたい気持ちはありますが、ここで急いで濡れている状態で塗装を進めてしまっては、仕上がりや耐久性に関して大きなマイナスとなります。
しっかりと拭きあげて、完璧に乾いているのを確認してから慎重に作業を進めていきます。
また別日に、大屋根板金部分の破損していた箇所にペーパーがけを行い、下塗りシーラーを入れていきます。
それが終われば破風の2回目塗り、唐草部の3回目塗りを入れます。
本当であれば外壁にもクリアー上塗りを入れたかったのですが、この日も途中で雨が降り出し、途中で作業を中断しています。
屋外での作業、しかも雨天に塗装を行うと仕上がりに影響が出てしまうため、外壁塗装は天候との闘いでもあります。
日を改め、中断した作業の続きから進めていきます。
前日の雨で外壁・屋根棟がびしょびしょだったので、拭き作業から入りました。
その後、完全に乾燥したのを確認してから塗装作業を始めます。
まずは前回途中で終わってしまった外壁上塗りクリヤー塗装からです。
同時に、大屋根・下屋根の中塗りを進めていきます。
外壁クリアーの乾燥を確認し、既存のコーキングを撤去していきます。
コーキングは外壁塗装より耐用年数が短く、外壁塗装のご依頼を頂戴した際には、ヒビ割れや硬化が発生しているケースが多いです。
せっかく外壁塗装で建物すべて綺麗になるのです。
コーキングもすべて打ち替えていきます。
さらに日を改め、前日に撤去した以外の箇所のコーキングも撤去していきます
コーキングが残っていると、せっかく新たにコーキングを打ち直しても密着が悪くなってしまいます。
そのため、ゴミを残さないよう綺麗に撤去し、養生を行いプライマーを塗っていきます。
塗装と同じくコーキングにもプライマーが存在し、プライマーを塗るか塗らないかでコーキング自体の密着・耐久性は大きく変わってきます。
目には見えない小さな部分でも妥協しないのが本当の職人です。
続いて、大屋根4回目塗り(棟は5回目塗り)を進めます。
また、雨戸・水切り一面にも3回目塗りを進めていきます。
こちらも鉄部なのでまずはケレンを行い、その上で塗装していきます。
どんな工程でも一切の手抜き・妥協を絶対に許しません。
さらに、残っていたコーキング打ちを2面進めていきます。
最後に、付帯塗装の仕上げ、下屋根塗装の塗装を行い、滞りなく無事作業は全て完了です。
こちらが完工の様子です。
今回は、外壁色を大きく変えることの無いクリアー塗装だったため、ぱっと見では施工前と大きく変わっていませんが、細部の付帯部分や屋根まで総合的に見ると美観は大きく向上しています。
もちろん、耐久性や防水性といった本来塗料が持っている機能も新品に生まれ変わっています。
細部までこだわった仕上がりに、施主様にも大変お喜びいただきました。
山田工芸では、どんな細部の塗装にも一切の妥協を許さず、塗装職人にプライドにかけて心よりご満足いただける塗装工事をお約束いたします。
横浜市・相模原市を中心に、神奈川県での外壁塗装は、山田工芸にお任せください!
現場住所 | |
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施工内容 | |
施工箇所詳細 | |
施工期間 | |
外壁使用塗料・塗料色(下塗り) | |
外壁使用塗料・塗料色(上塗り) | |
屋根使用塗料・塗料色(下塗り) | |
屋根使用塗料・塗料色(上塗り) | |
工事金額 |